PTAにお寄せ頂いたご意見の回答(総会等)
このたびは、PTA活動について貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
皆さまからの声は、子どもたちの学校生活や、今後のより良い活動づくりにとって大変参考になります。
今回は、総会や4月から5月にかけてPTA本部宛にお寄せいただいたご意見について、要約した上で回答をまとめましたのでご確認ください。
意見①
親子で「登下校安全教室」を開催し、不審者対策や低学年児童の急な尿意に対応できる「ヘルプスポットマップ」を作成してはどうか。子どもは、いざという時にどう行動し、どこで助けを求めるか迷うことがあります。親が教えていても、恥ずかしさや遠慮で行動できないこともあるようです。親子で一緒に学び、学校とも共有できる形にすれば、防犯意識の向上につながると思います。特にバス登校の児童(特に低学年)は、通学路の把握が不十分なことが気になっています。
PTA本部からの回答
ご指摘のとおり、低学年の児童を中心に、いざというときに「どこに助けを求めればいいのか」「誰に声をかければよいのか」といった判断に迷いや不安があると思います。
加えて、現在はバス登校が中心となっているため、保護者や児童自身が通学路を十分に把握できていないという課題もあると考えています。
また、学区内には「子ども110番」(ぴよぴよマーク)にご協力いただいている商店などもあり、それらを周知する目的で地域の安心スポット(ヘルプを求められる場所)のマップ作成を行うことは意義があると考えます。
しかし、実際に歩きながら・探索しながらマップを作成するようなイベントの場合、児童の安全確保、保護者の引率体制、実施場所の事前確認など、いくつかの課題も想定されます。特に低学年の児童が参加する場合は、保護者の付き添いや学校・地域の協力体制が欠かせません。
そのため、まずは校内においてシミュレーション(地図を用いたワークショップ)からスタートし、児童が「ここに行けば安心」「この人に声をかけていいんだ」という感覚を養うことを、イベント・授業等で実施できないか検討します。
あわせて、「ぴよぴよマーク」など、地域と連携した取り組みの再確認と可視化にも取り組み、学校・地域・保護者が一体となって、児童の安全意識を高める機会にしていければと考えています。
意見②
体操服を学校指定ではなく自由(一之江第二小学校が自由なため)にできるよう学校と交渉して欲しい。
PTA本部からの回答
近隣校においては体操服を学校指定ではなく自由とする運用がなされているとのことで、家庭の経済的負担軽減や、子どもたち自身の快適さ・自己選択の自由の観点からも、検討の余地があるものと考えています。
頂いたご意見を学校に伝え、学校としても検討していくとの回答がありましたので、ここに報告いたします。
意見③
学校のWEBサイトで公開されている登校班の集合場所や時間、バス停の場所や運行時間が、パスワードもなく公開されていることで、犯罪などに利用されないか不安がある。パスワードを設定して、保護者のみ閲覧できるようにしてほしい。
PTA本部からの回答
誰でも閲覧できる状態で情報が公開されていることに対しては、昨今、小学生を巻き込む事件・事故が多発している現状を踏まえ、不安を感じられるのはもっともなことと思います。
PTA本部といたしましても、児童の安全を最優先に考え、この件について学校と情報共有を行い、最善の対応策がないか協議し、対応を行います。
※5/30:登校班関係資料について、パスワードを設定して頂きました。
PTAでは、会員の皆様から寄せられたご意見について、一つひとつ丁寧に受け止め、必要に応じて学校と共有しています。
ご意見はいつでも受け付けておりますので、どうぞお気軽に意見箱をご利用ください。